11 一ふみ十年

立山の四季

春 たてやまべっさんとライチョウ

 たてやまは、春になっても雪深い。ライチョウは、キジの仲間で、日本では主に、標高2200~2400m以上の高い山にすむ。ねんねん数がり、ぜつめつのおそれがある。

夏 むろどうのコバイケイソウ

 夏のたてやまでは、いろいろな高山植物が見られる。コバイケイソウは、6~8月に花をさかせる。

秋 こうようしょうみょうだき

 秋のたてやまでは、見事なこうようが見られる。しょうみょうだきは、落差が350mあり、国の名勝・天然記念物である。

冬 むろどうからだいにちだけを望む

 冬、たてやまは、一面雪におおわれる。年によって変わるが、むろどうだいらでは、つうじょう、10月終わりごろから5月ごろまで雪がふる。

〈写真4点/アフロ〉