東日本大しんさい
2011年(平成23年)3月11日14時46分、三陸おきをしんげんとしたマグニチュード9.0の地しんが発生した。特に、東北地方の太平洋岸は巨大な津波におそわれ、福島第一原子力発電所では大事故が起きた。
地しんと津波で多くの人命がうばわれるとともに、原発事故などのために、多くの人が長期のひなん生活をしいられた。
以下の写真は、津波の大きなひがいを受けた岩手県陸前高田市の、しんさい以前、直後、そして現在の様子である。
■しんさい以前の陸前高田市中心部の様子(2006年7月)
海辺には、松林がしげり、水田が広がっていた。
〈写真/読売新聞/アフロ〉
■しんさいから1週間後の様子(2011年3月18日)
高さ15mの津波がおそい、市街地をのみこんだ。
■しんさいから11年後の様子(2022年2月)
津波で水につかったところは、土をもってかさ上げされ、海岸には高さ12.5mの 防潮堤が造られた。
〈写真2点/毎日新聞社/アフロ〉