わたしたちの生活は、さまざまなボランティアの働きによって支えられている。ボランティアには次のようなものがある。
清そうなどのボランティア
自然や街の景観を守るために、山や海岸、観光地などでごみ拾いが行われている。
登山道のごみを拾う。(富士山)
〈写真/読売新聞/アフロ〉
災害時などのボランティア
災害時には、土砂や、こわれた建物をかたづけたり、救えん物資をひなん所に運んで配ったりするなど、多くの力が必要になる。
大雨で流れこんだ土砂をかたづける。(広島県)
〈写真/読売新聞/アフロ〉
農業や林業を助けるボランティア
大勢の人の手が必要な農業(収かく、雑草ぬきなど)や、林業(植林、下草がりなど)で、作業体験もかねて行われる。人手不足の問題もあり、ボランティアは大きな助けになる。
田植えのボランティア。
〈写真/アフロ〉
障害のある人と活動するボランティア
障害のある人を助けながら、スポーツや登山などを共に楽しむ。ブラインドマラソン(目の見えない人のマラソン)は、目に障害のある人に付きそって目の見える人が、ばん走する。
ブラインドマラソンの大会。オレンジ色の服の人が、
ばん走するボランティアの人。
〈写真/©日本ブラインドマラソン協会〉