28 レオナルドと僕

いろいろな和菓子を見てみよう

は、季節ごとの風景や日常生活の一コマなどを取り入れながら、生み出されてきた。次の写真の和は、どのような風物を表現したものだろう。想像してみよう。

和菓子

それぞれの和には、次のような名前がつけられている。

花の山

日本では、花といえば桜を指すことが多い。桜は、詩歌しいかなどにも多く取り上げられている。

太神楽だいかぐら椿つばき

太神楽だいかぐら椿つばきは、椿つばきの品種の一つ。10~4月ごろに花をかせる。

めいげつ

めいげつとは、清くんだ満月のこと。秋の季語でもある。

水辺のほたる

5月ちゅうじゅん~7月ちゅうじゅんごろになると、夜に、光りながら飛ぶホタルを見たり、採ったりする、「ほたるり」が行われる。ほたるは、夏の季語でもある。

こがらし

こがらしとは、晩秋から初冬にく強い風のこと。冬の季語でもある。

おい

おいとは、二人以上で一つの羽根を打ち合う遊び(羽根つき)のこと。

燕子花かきつばた

燕子花かきつばたは、日本各地の水辺などに生え、5~6月ごろに花をかせる。

おうぎ

おうぎとは、ひのきの板を重ねて作ったおうぎのこと。初めはしきの際の持ち物だったものが、宮中の女性が手にするようになり、いろどりはなやかなものになっていった。