5 「養生訓」より

「養生訓」について知ろう

ようじょうくん」とは

「養生訓」は、江戸時代のほんぞうがくしゃであるかいばらえきけんによって、1713年に出された書物。健康を保ち、ちょう寿じゅであるためには、体の養生と心の養生の両方が大切であると説かれている。全8巻から成り、「飲食について気をつけること」「体や目や口の衛生を保つこと」「病気に対する心構え」など、日常生活の中で気をつけるべきことが一つ一つ説明されている。

貝原益軒肖像画
貝原益軒のしょうぞう画。(貝原家所蔵)

「養生訓」の内容

「養生訓」に書かれていることの中には、次のように、現代でも、じっせんできることが多くある。300年以上昔の人々の生活と、現代を生きる自分とのつながりを思いながら、だんの生活に取り入れられることがないか、考えてみよう。

巻第一

巻第二

巻第三

巻第六

巻第七

〈資料提供:中村学園大学メディアセンター(図書館)〉