いじめは、被害者、加害者、観衆、傍観者という関係で成り立っているといわれていて、それぞれの立場は、互いに影響を与え合っています。
いじめの場で、傍観者が、見て見ぬ振りをしたり、観衆がおもしろがったりすることで、いじめを肯定してしまうと、いじめを増幅させてしまいます。
(は、いじめに肯定的な空気を示す。)
反対に、傍観者や観衆の中からいじめに否定的な人や仲裁をする人が出てくると、いじめを抑えることになります。
(は、いじめに否定的な空気を示す。)
〈参考:「弁護士秘伝! 教師もできるいじめ予防授業」真下麻里子 著(教育開発研究所)p.48・49の図「いじめの四層構造と『YES・NO』の空気」ストップいじめ!ナビ 作成、イラスト:もなか、キャラクター:野本雄一郎〉