1995年(平成7年)1月17日午前5時46分、淡あわ路じ島しま北部を震しん源げんとするマグニチュード7.3の大きな地じ震しんが発生した。国内では観測史上初めて震しん度ど7を観測。建物が倒たおれ、火災が起き、多くの被ひ害がいが出た。狭せまい範はん囲いに激しい揺ゆれを起こす直下型地じ震しんであったため、家屋の倒とう壊かいや家具などの転てん倒とうが相次ぎ、6434人の犠ぎ牲せい者の多くが圧あっ迫ぱく死だった(2006年5月19日 消防庁『阪はん神しん・淡あわ路じ大だい震しん災さいについて(確定報)』)。
〈写真:上から2点/神戸市、3点目/アフロ〉