「臓器提供意思表示カード」とは、脳死、あるいは心臓が停止した死後に、自分の臓器を、移植が必要な人に「提供する・提供しない」などの意思を示すカードです。
「提供する」という意思表示は、15歳以上から有効になりますが、意思表示自体は、年齢に関わりなく、誰でも行うことができます。
意思表示カードの他に、運転免許証、マイナンバーカード、インターネットによる登録などでも、提供の意思を表示することができます。
意思表示カードでは、「脳死後及び心臓が停止した死後のいずれでも、臓器を提供する」「心臓が停止した死後に限り、臓器を提供する」「臓器を提供しない」という三つの選択肢から意思を選ぶことができます。提供の意思を示した場合でも、提供したくない臓器があれば、示すことができます。また、親族に優先的に提供したいなどの希望があれば、日本臓器移植ネットワーク(JOT)のウェブサイト等で要件を確認したうえで、特記欄に「親族優先」と書き込むことができます。
〈資料提供:公益社団法人 日本臓器移植ネットワーク〉