24 希望のカレンダー

東日本大震災について知ろう――発災当時の釜石の様子

東日本だいしんさいにおいて、岩手県かまいし市は、なみえいきょうを大きく受け、死者888人、行方ゆくえ不明者は152人となり、3656とうもの家屋がとうかいした(平成29年2月28日現在 岩手県総務部総合防災室「東北地方太平洋沖しんに係る人的がい・建物がいじょうきょう一覧」)。
 なかでも、うの住居すまい地区は市内で最もがいが大きかった。しかし、鵜住居うのすまい小学校と釜石かまいしひがし中学校の子供たちは、日々の防災訓練や、なみが来たときにはみんなてんでばらばらにげるという教え「なみてんでんこ」を守り、無事になんすることができた。

釜石市
なみおそわれた後の釜石かまいし市の様子。
釜石東中学校
鵜住居うのすまい小学校と隣接りんせつする釜石東かまいしひがし中学校。

〈写真:釜石市/毎日新聞社/アフロ、釜石東中学校/読売新聞/アフロ〉