ミニマルアート
1960年代から70年代にかけて、アメリカを中心に展開した芸術動向。激情的なアクションペインティングやポップアートの反動として生まれた。作品の装飾性をそぎ落としたシンプルな表現が特徴で、その作品は幾何学的形態、大きくて均一な色面、単色、パターンの繰り返しといった最低限の要素で構成される。コンセプチュアルアートとともに、20世紀の抽象芸術の極地とみなされている。
【関連する主な作家】 ソル・ルウィット(アメリカ) ドナルド・ジャッド(アメリカ) フランク・ステラ(アメリカ) リチャード・セラ(アメリカ)
【関連する美術史用語】 コンセプチュアルアート ポップアート